2009年3月31日火曜日

Mmmmh!のジャパンデー


3月21、22日、大藤シェフとともにブリュッセルのMmmmh!主催のジャパンデーに行ってきました。当日は土曜の朝にもかかわらず、たくさんの料理教室参加者が集まりました。初回は寿司教室です。生徒の皆さんにもにぎり、巻きを試してもらいました。
また、workshop ISSEのセレクトした商品をMmmmh!でも販売してもらうことになりました。そうです。ブリュッセルでも柚子醤油や土佐酢が買えることになりました。この棚にミニworkshop ISSEが詰まっています。



ブリュッセル在住の方は是非Mmmmh!にお立ち寄りください。おしゃれな調理用品も揃っています。

2009年3月28日土曜日

ももの木の日替わりお弁当をご紹介!(Part 4)

さて…久々ですが、ももの木「日替りお弁当のメニュー」のご紹介です!

「鮭コロッケ」
通常、挽肉で作るコロッケを、フレーク状にした鮭で作ったのが、この鮭コロッケです。外はサクッと、中はホクホクに揚げたコロッケは大人からお子様まで、大人気!
お弁当なので、もちろんご飯と副菜が付いてきますが、僕は邪道に自宅からパンとキャベツの千切り&マヨネーズを持参して「マヨたっぷり鮭コロッケ・サンドイッチ」を作りたい気分♪(揚げ物にマヨネーズという「高カロリー☆」な所がミソ)。
さて…この「不健康ネタ」のせいで、皆さんすっかり食欲をなくされたかもしれませんが、鮭自体は非常に栄養バランスのすぐれた魚です。タンパク質はもちろん、その脂質の中には生活習慣病に予防効果のあるn-3系のEPA(エイコサペンタエン酸)とDHA(ドコサヘキサエン酸)が多く含まれています。また、体調を整える各種ビタミン、ミネラルなども豊富。
昔より年末年始のご馳走として、お歳暮に贈る品物の定番だった鮭。また、北海道の先住民族であるアイヌ人にとっては、捨てる所がほとんどない、貴重な食料資源であった鮭は「神がくれた魚」として崇められてもいました。このありがたーいお魚を、僕のようにマヨネーズで冒涜せずに、もっとおいしく、楽しく食べて下さいねぇー!

「 鮭のゆうあん焼き」
今回は幽庵(ゆうあん)焼き!
魚の切り身や鶏肉を、醤油・酒・味醂に柚子を加えて作った漬けダレにつけ込んだ後、焼いた物です。江戸時代の茶人であり美食家の北村祐庵が創案したと言われ(←幽庵・幽安・柚庵とも表記されます…誰か統一してよ!)、柚子のさっぱりした香りがさわやかな一品。ちなみに、柚子はフランスでも徐々に知られるようになってきており、カリスマ・パティシエであるピエール・エルメの製品はもちろん、カクテルなどでも使われ、人気急上昇中の果物なのです。
柚子の皮にはレモン果汁の3倍のビタミンCが含まれており、柚子のビタミンCにはコラーゲンを生成する働きもあるというから、肌のお手入れにはマストアイテム!他にも疲労回復、肩こり、胸やけ、高血圧やコレステロール値を下げる効果があるというのだから、これだけで医者いらずですね。

「筑前煮」
疲れた時や体調が優れない時、野菜たっぷりで素朴な味の「煮物」が無性に食べたくなったりしませんか?
まさに「オフクロの味」という感じの、体にやさしい料理を食べながら熱燗をキューッとやれば、きっと疲れも吹っ飛ぶハズ!
さて…そこでオススメなのが、九州の郷土料理「筑前煮」。ちなみに「筑前煮」とは九州以外での名称で、地元では「がめ煮」と呼ぶ方が正しいようです。何でも、「がめくり込む」(博多の方言で「寄せ集める」などの意)が名前の由来だとか…。また、文禄の役の時に、朝鮮に出兵した兵士が当時「どぶがめ」と呼ばれていたスッポンとあり合せの材料を煮込んで食べたのが始まりと言う、あまり食欲をそそられない説もあるみたい…。
とりあえずカメのことは忘れて、タケノコ・ニンジン・しいたけ・レンコン、ごぼう…と栄養満点、野菜盛り沢山な筑前煮で、いろいろな味をお楽しみ下さい!

2009年3月18日水曜日

Mmmmh ! - ブリュッセルで和食の料理教室

ベルギーの首都、ブリュッセル中心地にある Mmmmh ! は、ワールドワイドな料理やワインのレッスンを提供している今注目のスポットです。

3月21日(土)と22日(日)の二日間に渡って「和食」をテーマに授業が開催され、ワークショップ・イセから大藤シェフがゲスト講師として参加し、天ぷらや茶碗蒸し、西京漬などのデモンストレーションを行います。他には「Une japonaise à Paris」の著者、遠藤かおりさんが登場。サイン会も行われる予定です。

料理デモンストレーション・試食会など盛りだくさんなこのイベント、地元のメディアからも非常に注目されています。
ベルギーで、「本当の和食」がもっとポピュラーな存在になりそうですね!

Le Japon
3月21日(土)、22日(日)
12時〜18時

Mmmmh !
Chaussée de Charleroi 92 à 1060 Bruxelles
Tel : 32-2-534-23-40
info@mmmmh.be

2009年3月14日土曜日

爽やかな苦みと、豊かな香りの「柚子マーマレード」、入荷しました!

豊かな水と自然環境に恵まれた、徳島県木頭(きとう)村の柚子は、昔から香り高く味が良いことで有名でした。フランスでは、ピエールエルメ氏も大絶賛の「柚子果汁」で、木頭村の製品は徐々に知名度が増してきていますが、今、注目の製品は「柚子マーマレード」です。

フレッシュな果肉がさわやか…
手しぼりでしぼった『木頭柚子しぼり』。その搾汁後の無農薬柚子皮と、国産はちみつ、北海道産ビートグラニュー糖をあわせ、時間をかけて仕上げたのが、このマーマレード。木頭村の気候風土にはぐくまれた「日本一の柚子」でなくては、この香り高く、ジューシーなマーマレードは出来ません。

美味しさの秘密は、瞬間冷凍と手作業のこだわり製法
柚子皮は、収穫時期にしぼり終えたものを瞬間冷凍し、マーマレード製造の度に解凍・加工しています。だから、柚子本来の色と香りが新鮮な状態です。製造方法は、その美しい色を損なわないよう、低温でじっくり時間をかけながらはちみつ等を加え、木べらによる手作業で丁寧に混ぜ合わせています。

甘さ控えめ(糖度45%)で柚子の皮の歯触りと、独特の苦みが
                    ヤミツキになる一品

パンやケーキにつけるのはもちろん、紅茶に加えてマーマレードティーや、お湯にそのままとかして「柚子茶」として、美味しくご愛用いただけます。また、チーズと一緒に食べてみるのも面白いかもしれません。いろいろ試して、新しい美味しさを是非発見してみてください!

2009年3月13日金曜日

期間限定製品、赤柚子胡椒が登場!

おばあちゃん直伝の製法!
福岡県の南部に位置する、人口1600人ほどの村、矢部村。
その矢部村に古くから伝わる「おばあちゃんから教わった」製法で作られたのが、この赤柚子胡椒です。

他の柚子胡椒との違いは、まず原材料。保存料や着色料はもちろん、酸味料・香料・糊料も使わず、柚子皮と唐辛子と塩だけで出来ています。ゆっくり少しずつ、手間と時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に作っており、大量生産はできません。

この柚子胡椒が赤いのは、なぜでしょう?
通常、柚子胡椒は、青唐辛子と熟していない青い柚子の表皮を使いますが、この赤柚子胡椒では、赤唐辛子と黄色い柚子玉を使っています。
黄色い柚子は、青い柚子と比べて油分を多く含んでおり、柚子胡椒に加工した時に、さらにまろやかさと旨味・粘りが加わります。

安心で、おいしい
原材料は完全無農薬の柚子と、国産の唐辛子。厳選された素材のみ使用しているので、安心です。
柚子のフルーティーな香りが一層豊かで、芳醇な赤柚子胡椒は、和食・洋食・中華、いろいろな料理に非常に重宝します。定番の鍋物の薬味としてももちろん、オリーブオイルやガーリック、トマトと一緒にイタリアンのお料理でも大活躍です。