2008年4月28日月曜日

こんなチョッピリ変わったものもあるんです!

ワークショップ・イセでは、こんなちょっと変わった商品も取り扱っているのです!


ちょこっと金箔
「今夜は特別なお客様が来るけれど、料理は最近ワンパターン気味…だからと言って、あんまり手の込んだお料理をしている時間もない…どうしよう!!」
そんな時、お料理やお酒・ケーキなどにちょこっと振りかけるだけで、一瞬にして豪華メニューに変身させてしまう夢のような食材が、この「ちょこっと金箔」です。高級食用金箔(厚さは1万分の2ミリ)が袋入りで
使いきりサイズになっているので、とっても便利。
金箔入りの杯で、純米大吟醸の日本酒なんかを飲みながらゴージャスな気分に浸るのもいいですねぇ〜(←でも、お料理に振りかける時にはクシャミに要注意!)。


もちっこ
何と!このイタリア産のもち米を使って、電子レンジで簡単にお餅つきが楽しめてしまうのですっ!
材料は「もちっこ」1合、水100cc、片栗粉(打ち粉用)。
1.まず「もちっこ」を洗い、一晩水につけておく。
2.一度、水を切る。
3.水を加えミキサーにかける(水の分量は「もちっこ」1号に対し、水100cc)ヨーグルトぐらいの硬さが目安。
4.耐熱容器に移しラップをかける。耐熱容器にあらかじめオーブン用のペーパーをひいておくと、容器の後片付けが簡単!
5.電子レンジ(600ワット)で約5分間加熱。
6.少し冷ましてから水で濡らした手で餅をちぎり、片栗粉をひいた台に広げて形を整える。
(※お餅の硬さは水の量と電子レンジの時間で変わります)


くちなしの実(5個入り)
今度は浅草合羽橋の老舗乾物屋「萬藤」の製品の中から、ちょっと珍しいモノをご紹介。
現在、家庭ではあまり使われていないかもしれませんが、昔は食品を黄色に染める天然の着色料として「くちなしの実」が使われていました。栗やさつまいもの甘煮、きんとん、たくあんなどの鮮やかな黄色は、このくちなしの色素だったんですね。
ちなみに、くちなしとはアカネ科の常緑性低木で、6~7月に強い芳香をもつ白い花が咲きます。くちなしの実は10~11月頃に赤黄色に熟しますが、熟しても口を開かないことから「口なし」の名前がついたそうです。くちなしの実を乾燥させたものから黄色色素がとれ、実を半分に切って水に浸すと黄色の液になります。ちょっと馴染みのない食材かもしれませんが、使い方は意外と簡単。きんとんだけではなく、他のお菓子に試してみても面白いかもしれませんね!

2008年4月15日火曜日

ももの木の日替わりお弁当をご紹介!(Part 2)

さて、以前もご紹介しましたが、またまたももの木の日替わりお弁当ラインナップをご紹介!


豚角煮
肉の旨みをたっぷり引き出し、手間ヒマ惜しまずじっくりコトコト煮込んだ、やわからかい豚の角煮。
やっぱり美味しいですよねぇー!
日本では九州の郷土料理とされている豚角煮ですが、そもそも中国が発祥の地で、「東坡肉(トンポウロウ)」と呼ばれているようです。でも、もちろん日本で現在食されているものとはちょっと雰囲気が違い、皮付きの豚バラ肉が使われています。
コラーゲンたっぷりなので、春にむかって美肌づくりを始めている女性の強い味方!
もちろん…美肌のためとは言え、一人でお弁当三人分食べちゃったら、今度はダイエットが大変ですけど。


味噌カツ
やっぱ、なーごや(名古屋)の味だもんね。もーもの木の「みそカツ」はうみゃーだぎゃ(おいしいです)!←名古屋弁間違ってたらごめんなさい…。
そうなんです、ひつまぶしや味噌煮込みウドンなどと並んで名古屋名物と称される「みそカツ」が、ついに登場してしまいますっ!ジューシーなトンカツに、トロッと甘辛の風味豊かな味噌ダレがかかった特製みそカツを食べれば、もうアナタはフランスにいることを忘れて気分は名古屋…。ほぉーら、だんだんエッフェル塔が名古屋テレビ塔に見えてくるでしょう…って、さすがにそんなワキャない!?まぁまぁ「おみゃあさんのゆっとらっせることは、ようわからんっ(←意味不明ってコト)!」なーんて言わずに、一度お試しくださいませっ♥


つくね甘辛焼き
皆さん、焼き鳥屋でまず最初に注文するとしたら、何から頼みますか?ハツ?レバー?手羽先?僕は絶対につくねがトップ3に入りますねぇー、別にこれと言って理由はないんですけど…。少年時代にオヤジに焼き鳥屋へ連れて行ってもらったりすると、つくねばかり食べてた後遺症でしょーか?なんてったってウチのオヤジ、「トリさんのお肉だよぉ〜」とか言って子どもをダマして、カエルとか食べさせるオヤジだったんで…。油断もスキもあったもんじゃなかったんです。だから、つくねを黙々と食べるしかなかった…って、昔を懐かしんでいる場合じゃないですね。
つくね甘辛焼きは、何と言ってもシェフ特製の甘辛タレが美味しさの秘密。シェフが酒好きなだけあって、ビールのツマミには最高です(←だから昼間から職場で酒飲んでいられないんだってばっ!)。辛党の方はここに原了郭の一味や黒七味なんかをかけてみてもスパイシーでイイ感じ。


唐揚げユーリンチーソース
大人から子どもまで大人気。お弁当の定番オカズである唐揚げですが、ソースを変えるだけでひと味違う唐揚げが楽しめます。
で、今回は中華風のユーリンチーソース。漢字で書くと「油淋鶏」(ハッキリ言って読めませんでした…)。甘辛の味付けがジューシーな唐揚げにピッタリ。食欲をそそります。


牛皿
牛丼屋ってゆーと「庶民の味方」って感じですよねぇ?でも「牛丼にはあまり縁がないわぁ〜」って方も当然いらっしゃるワケで、いきなり「お皿」とか「牛皿」なんて言われてもピンときませんよねっ?
「牛皿」(もしくは「お皿」)とは、牛丼の具(牛肉・玉葱)といろいろな添え物が皿に盛られ、別個に御飯が付いてくる「スキヤキ風のメニュー」のことなのです。ちなみに「お皿」と「牛皿」の違いは量。「お皿」の大盛りが「牛皿」と呼ばれるワケなのです。ももの木の日替わり弁当が「お皿弁当」とならないのは、別にネーミングがカッコ悪いからではなく、ボリュームたっぷりだからなんですねぇー(←「ホントかよっ?」と疑問に思われた方は確認する為にも是非ご注文くださいっ!)。

日替わりお弁当のメニュー毎週変わります。詳細はこちらをクリック!
配達などに関するお問い合わせはmomonoki@ksm.frまで。

2008年4月9日水曜日

おいでやす、飯尾醸造のお酢ワールドへ!

さて、今回は京都府宮津で
110年間もずっとお酢を造り続けている老舗、飯尾醸造の製品をご紹介します。宮津と言えば、安芸の宮島(広島県)、陸前の松島(宮城県)とならび日本三景の一つに数えられる景勝地ですが、こんな山と海に囲まれた自然豊かな美しい場所で造られたお酢とはどんなお味なのでしょうか?

富士酢
飯尾醸造の自信作!
無農薬のお米だけでできたお酢
何と言っても、お酢の原料となる無農薬のお米作りから携わっていると言うのだから、こだわりが違います。
酢1リットルにつき200gのお米を使うそうですが、何と!これはJAS規格の5倍量!!
これはタダモノではありません。

で、お味はと言うと…。
富士酢はしっかりとした酸味があるのですが、それは米酢にありがちなツーンとくる酸味ではなく、まろやかな酸っぱさ…。お米の芳醇な香りと濃厚なコク・旨味が感じらるバランスのとれた味がします。
やっぱり宮津のきれいな水と豊かな土、寒暖の差がはげしい気候…
この風土がいい米を作り、そしていい酢を造るのですね!製法も110年前の創業からほとんど変わらないと言うのだから驚きです。


無花果酢
ロブション氏のお墨付き!
あの「フレンチの神様」とも呼ばれている天才シェフ、ジョエル・ロブション氏に「私好みの味わいだ!」と言わせたお酢が、この「無花果(イチジク)酢」。和食はもちろん、イタリア料理やフランス料理などにもよく合うフルーティーな味わいが特長です。柔らかい酸味と果実の爽やかな風味はドレッシングやビネガードリンクにも最適!


にごり林檎酢
奇跡のりんごでできた奇跡のお酢
原料は、青森で肥料も農薬も一切使用せず、自然のままに育てた「奇跡のりんご」を100%使用。りんごを丸ごとすりおろし、水を一滴もくわえずに、ゆっくりと丁寧に造ったこだわりのりんご酢なのです。「奇跡のりんご」ならではの芳醇な香りと甘み、ギュッと凝縮されたうま味がヤミツキに…。


富士玄米酢(くろす)
毎日飲んで血液をサラサラに!
 
地元・宮津の棚田で農薬を使わずに栽培した玄米と良質の水のみを使用し、昔ながらの静置発酵・長期熟成で造った玄米黒酢。天然のアミノ酸含有量は、100ml当たり何と約1000mg!市販の玄米酢や黒酢のなかでも抜群の量とバランスが自慢です。
水で4~5倍に薄めて毎日手軽にお召し上がりいただけますが、ハチミツなどを加えるとより飲みやすくなります。また、牛乳でうすめてお飲みいただいてもヨーグルト風味でとても飲みやすく、お酢にはカルシウムの吸収を助ける働きがあるのでヘルシー。もちろん、和食だけでなく中華やエスニック料理などにも使えて便利!

どうですか?この「こだわり」の製品のスゴさ!
このように、飯尾醸造や丸正酢醸造元のような日本古来のお酢の造り方を守り続けているお酢メーカーは、残念ながら現在では本当に稀になってきているそうです。400社余りある日本の食酢メーカーのうち、自社で製造の設備を持つのは3分の1以下の130社ほど。設備を持たないメーカーでは高い酸度のお酢を仕入れてきて、水でうすめて販売しているのが実状なのだとか…。本当に健康のことを考えると、もうパリのスーパーで売っているようなやたらなお酢は使えませんね。

ここでご紹介したのは飯尾醸造のお酢製品のごく一部です。実は、まだまたあるんですよ…スゴいお酢。
ネット上で皆さんにお味見していただけないのが残念ですが(笑)、ご興味をお持ちの方はいろいろな製品をご試飲・ご試飲できますので、是非ワークショップまでいらして下さい!お待ちしておりますっ!!

2008年4月3日木曜日

またまた登場、丸正酢醸造元の逸品たち!

さて…最近、丸正酢醸造元の製品がこのブログに登場する頻度がヒジョーに高くなっているような気がするのですが、これは単に気のせいなのでしょうかっ!?(←否、紛れもない事実ですね…)
実は他にも皆さんにご紹介したい食材が山ほどあるのですが、ちょうど入荷したばかりなので、今回も丸正を取り上げちゃいます。
では、先日届いた「ちゃんぽんず」に引き続き、今回はその姉妹(?)にあたる製品たちです!

すだち昆布ぽんず
「ちゃんぽんず」と同様、醸造酢は一切使わずに新鮮な旬の香りのすだちだけを使ったポン酢です。北海道の昆布を惜しげもなくタップリ使用。すだちの爽やかな旬の香りが素材を活かし、昆布のウマ味がお料理に深い味わいを与えます。
鍋料理はもちろん、焼肉やたたき、サラダなど…何にでもかけたくなってしまう美味しさです。


橙(だいだい)ぽん酢
しつこいようですが、丸正の他のポン酢と同様に合成保存料・防腐剤無添加で、醸造酢は使わずに作った製品です。そもそも、ポン酢の元祖はこの橙を使ったものなんだとか…。新鮮な橙のしぼりたての果汁でできたこの「橙ぽん酢」は、古来そのままの製法で作られた素朴な味わいが特長です。湯豆腐、水炊き、焼き魚、野菜のおひたしに…。四季それぞれの旬の素材の風味を一層引き立てます。

ちなみに、何のギモンも持たずに「ポン酢」って言葉を使っていますけど、皆さんはナゼ「ポン酢」と呼ばれるようになったのか、ご存知ですか?まず、ヒンディー語で「5つ」を意味するのが「panc」。それがオランダで「5種類のものを混ぜ合わせた」という意味から、蒸留酒にレモン汁や砂糖などを加えた飲み物の呼び名へと変化し、オランダ語で柑橘類の果汁を意味する単語「Pons(ポンス)」になったんだとか…。で、日本ではポンスの「ス」に「酢」が当てられて「ポン酢」と呼ばれるようになったんですねぇー!
うーん、奥が深い…。


さんばい酢
新鮮な鰹だしをベースに、純米酢、本醸造醤油、甘酒、本みりん、昆布などを絶妙にブレンドして作り上げたのがこの「さんばい酢」。厳選された素材が持つ「ほんまもんの味」を最も美味しく引き出しました。正にお酢造りの老舗、明治十二年創業の丸正酢醸造元の製品ならではの美味しさ…。ハッキリ言って、フツーの三杯酢よりも三倍も四倍も美味しいです。酢の物はもちろん、これで蟹を食べたら絶対にウマイッ!


つゆ
丸正が先祖代々受継がれた調味料だけで仕上げた自慢の「つゆ」です。
少量生産を守り続けるこだわりがなければ、この「自家製の味」は保てません。
かつおぶし・昆布・ほし椎茸などの本物のだしばかりを贅沢に使い、じっくり煮出して作り上げた一品です。そうめん・ひやむぎなどに、そのまま薄めずにご利用下さい。

皆さん、今夜の晩ご飯のメインにこれらの製品を使うとしたら、何を作りますか?
意外な素材とのマリアージュを試してみるのも楽しいですよね…。
「えっ!ポン酢をこんな風に使うと意外とおいしい!」なんて発見があったら、ぜひお知らせくださいね。
では、Bon appétit !

2008年4月1日火曜日

料理教室やってます!

ワークショップでは毎月二回、日本料理教室を開催しています!
3月のプログラムは次のような内容でした。
3月25日(火曜):
天麩羅、揚げ出し豆腐、
天丼、天茶(天かす茶漬け)
3月29日(土曜):
ちらし寿司、若竹煮、
卵とエノキ茸のお吸い物

さて、まずは天麩羅。
天麩羅を揚げる時のコツですが、次が3つポイントが挙げられます。
1)天麩羅の衣を作るとき、水を冷やしておく事、
2)衣を混ぜるときに、かき回しすぎない事
3)油の温度(180度)

ちなみに今回天麩羅にしたのは次の素材です:

海老
白身魚
しいたけ
アスパラ
カボチャ
サツマ芋
茄子
シソ
ズッキーニ
などなど…


アツアツの天麩羅は本当においしそう…。

そしてお次は揚げ豆腐
贅沢に鈴豆腐を使って作りました。
片栗粉をまぶしてから、きつね色になるまで揚げて出来上がり!













参加者の皆さんも真剣にメモをとりつつ、
講師であるレストランももの木の渡辺シェフが
鮮やかな手さばきで素材を切り、手際良く揚げてゆく
姿を見て、「自分にもできるかな?」とちょっと心配そう。

でも、試食タイムではそんな心配そっちのけで
「やっぱり揚げたての天麩羅が一番!」と
てんこもりの天麩羅を見事に平らげていました。

ちなみに、この料理教室は基本的に授業もテキストもフランス語ですので、日本人の方は対象としておりません。もしフランス人のお友達で和食に興味を持っているお友達がいらしたら、ぜひ教えてあげて下さいね。また、フランス人のお友達へのプレゼントとして活用されている方もいらっしゃいます。ご興味をお持ちの方は、ワークショップまでお問い合わせ下さい。