2008年8月13日水曜日

アペリティフに最適なお酒は、いかがですか?

テラスや公園などの屋外で夕涼みをしながら、キリッと冷えたアペリティフなんていかがですか?今回は、色・味・香りも爽やかでサッパリした、アペリティフに最適なお酒をご紹介します。

「天吹・吟乃紅衣(ぎんのくれない)」
佐賀県の天吹酒造は、江戸時代元禄年間に創業されて以来300年の歴史をもつ、伝統的な造り酒屋。酒名「天吹」の由来は、蔵元の北東にある天吹山にちなんで、名付けられたそうです。実り豊かな佐賀平野で収穫された酒米と脊振山系のまろやかな伏流水を原材料としています。
なでしこの花酵母と、最上級古代米「伊萬里大黒天」を仕込んで造られた、ピンク色が鮮やかなお酒、吟乃紅衣(ぎんのくれない)。
今までにない新しいタイプの日本酒です。花酵母の香りが爽やかで、サッパリとしていると同時に、華やかでフルーティーな味わいも特長。

ローズ色は古代から作られ食べられていた古代米「黒米」由来のもの。黒米には「アントシアニン」系の色素が含まれており、血管を保護して動脈硬化を予防する、老化や発ガンの抑制に関係する抗菌化作用などの効果が認められているそうです。
旨味と甘さを残した、華やかでフルティーな味わいのロゼ色の美酒はパーティーやお祝いの席で大活躍、また贈り物としても最適です。

「日本酒で漬けた 梅酒」&「果肉繊維入り 清水白桃酒」
岡山県の室町酒造は、地元のお米と水を用いた酒造り、正に「地酒」をポリシーとした蔵元です。
酒造りにかかせないは、上質の米と水。室町酒造では、幻の酒米「雄町米(おまち)」と名水「雄町の冷泉」を用いたお酒をメインに酒造りをしています。
日本国内はもちろん、ヨーロッパ・アメリカなどでも数々の国際酒類コンテストでも高い評価を得ている室町酒造の日本酒。では、そのお酒に果実をつけ込んでリキュールを作ると、どんなお酒ができるのでしょう?
一般に「果実リキュール」と言うと、着色料・甘味料・酸味料などをふんだんに使ったものが多いですが、室町酒造では地元の梅・白桃の風味を最大限に活かし、梅酒・清水白桃酒を造っています。

まずは梅酒「日本酒で漬けた 梅酒」です。
地元赤磐産青梅(古城)を雄町米の酒に漬け込んであります。1年間かけてじっくりと染み込んだ酸味(クエン酸)と香りが、雄町米の酒の旨味と絶妙のハーモニーを奏でている、全てが手造りのこだわりの梅酒です。

次に白桃リキュール「果肉繊維入り 清水白桃酒」
地元赤磐産完熟清水白桃(しみずはくとう)を焼酎に漬け込みます。清水白桃は最高級品種の桃の一つ。その白桃の皮を包丁でむき、種を取り除き、仕込みます。半年後、桃の果肉が焼酎に溶け込んで、なんとも言えない桃の甘い香と、その味わいは最高の白桃酒の誕生となります。

これら梅酒・白桃酒は、手間と暇を惜しまず大切に作り上げた本物の手造りリキュール。1年に1度しか製造できないため、期間限定の製品です。お早めに!

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